Quadratic Voting
public.icon
元リンクは見つけられず
現状の主な課題としては以下の通り
1. 多数決の方式によりマイノリティがマジョリティによって容易に迫害されてしまう
2. 現状の投票制度では一票の重み付けがないことにより、美人投票などの様々な問題が発生している 1は理解できるけど、2の「美人投票」などの概念がよくわからないtkgshn.icon 1. 一定量のクレジットが全員に配布される
2. クレジットを消費して、票を購入。それを使って投票を行う
3. 「x票を購入する際に要するクレジット」(価格に近い)は、x^2になる
https://gyazo.com/95fe7a1e567e4032cc1074b3618e7fae
左から順番に、
1. 買う票数
2. (それに対して)消費するクレジット
3. 一個下の位の票数購入に比べてかかるコスト
ちょっとむずいので解釈
table:introduction-QV
Votes Total cost Marginal cost
1 1 1
2 4 3
3 9 5
3つの票を買おうとした場合、9のコストがかかる
それは、2つの表を買おうとした場合に比べて5つ分のクレジットが上乗せされる
なぜQVが民主主義上で効果を発揮するのか
多数決に参加する人が2人以上で、選択肢が3つ以上ある場合は、公正な投票制度が存在しない そこで、政治(投票)に市場原理を持ち込むことで、この問題を解決しようと試みるのがQV まずは前提を振り返っておくtkgshn.icon
「市場」は嗜好を価格で反映することができるシステム このシステムを政治の場にも持ち込みたい
ただ、(市場と同じように)「最も高い値段をつけた者に決定権を与える方法」ではないものがいい
そこで提唱されているのがQV
「最も高い価格で入札する方式」ではない
最も高い値段をつけた人に決定権を委ねるのではなく、その決定による行動が他者に課すコストのトータルを、決定権を下したそれぞれの個人が分担して支払う形にすれば良い
例: 「発電所による環境汚染の影響をどこまで許容するか?」
どれぐらいの人が汚染を気にするのか?によって、ボーダーラインが決定される
問題への関心の深さ、つまりマイノリティの問題への関心度の高さとマジョリティの問題への関心度の低さを比較する必要があります。
空気汚染を避けるためにいくらのコストを支払いたいと思いますか?という質問をする
https://gyazo.com/364104f17c9edbc5d6186531673e24c3
実線(Demand for pollution)は「発電による経済価値」を表す
低コストで電力を供給できる一方、汚染を引き起こす
この売主は事業者なので、「dolloars(コスト)は低ければ低いほどいい」
マジョリティの興味が薄いテーマに関してはマイノリティがQVを利用することで、全体の福祉は現在よりも改善される可能性があります。